胃内視鏡検査 gastroendoscopy

胃内視鏡（胃カメラ）による検査及び治療を行います。
早期癌の発見に大変有効な検査で、早期癌であれば内視鏡的治療により根治できる病変も多いです。
内視鏡的治療は通常痛みがなく、当院では日帰り治療を行っております。

■複数の内視鏡があり、検査や治療により内視鏡を変えます。
通常の検査は最新の直径７ミリ位の細い内視鏡で検査で、検査中の違和感や検査後のどの痛みが著しく減りました。
■食道・十二指腸の炎症・潰瘍・腫瘍の診断及び治療。
■ピロリ菌による慢性胃炎・リンパ腫・癌の診断
■対象：胸やけ、原因不明の咳が続く方。
　　　　上腹痛、吐血、潰瘍を繰り返している方
　　　　家庭内に胃癌のいる方。
　　　　食道・胃・十二指腸のポリープのある方。
　　　　胃ＭＡＬＴリンパ腫の方。
　　　　原因不明の貧血の方。

★ヘリコバクターピロリ(Helicobacter pylori)★

■日本人の半分以上が感染
■胃に住む細菌で、一度感染すると自然治療は困難とされます。
■子供の時食べ物・飲み水・他人から口を経由感染し、胃に住み、胃・十二指腸に様々な病気を起こします。
■胃潰瘍や十二指腸潰瘍を繰り返し起こし、慢性胃炎、萎縮性胃炎、胃癌、胃悪性リンパ腫の原因にもなります。
■８０〜９０％は内服薬（抗生剤など）で除菌できます。
　胃潰瘍の方は保険適応となっています。

大腸内視鏡 colonoscopy

大腸内視鏡による検査及び治療を行っております。

■直腸から盲腸,回腸（小腸）末端まで検査。
■炎症性疾患：虚血性結腸炎・潰瘍性大腸炎・クローン病・ベーチェット病・Simpleulcer・キャンピロバックター腸炎・０−１５７（大腸菌）腸炎など。
■腫瘍性疾患：腺腫（ポリープ）・癌（早期癌・進行癌）・悪性リンパ腫・カルチノイドなどの診断と治療に役に立ちます。
■対象：検診やドッグなどで便潜血陽性の方。
　　　　腹痛・高度便秘・慢性下痢・粘液便・血便・原因不明の貧血の方。
　　　　家族内大腸癌のいる方。
　　　　以前大腸ポリープや癌を切除された方。

★洗腸★

■大腸内視鏡検査・注腸（バリウム）検査、大腸手術の前処理として行われます。
■当院では約２Ｌの洗腸液を飲み、１時間後から痛みなく数回排便し、通常４時間後洗腸完了します。
■宿便などが取れて大腸に便がなく、綺麗な状態になります。
高度便秘・腸閉塞・腹膜炎など洗腸が出来ない場合もあります。

睡眠内視鏡

■検査医の技術、器具、患者さんの状態などにもよりますが、胃内視鏡や大腸内視鏡の検査時、不快感や痛みは多少ともあります。当院では御希望の方は睡眠状態で苦痛のない検査と治療が受けられます
■血液中酸素濃度、脈数など患者さんの状態を常にスタッフがチェックしながら安全な検査を行います。。

★内視鏡の消毒★

■内視鏡、器具などを経由し、他人のピロリ菌、肝炎ウイルス、ＡＩＤＳウイルスなどの感染症が起こることがあり
内視鏡機材の消毒と洗浄は大切です。内視鏡機材は検査後洗剤で汚れを洗い、最新式のオゾン自動洗浄器で毎回洗　浄・消毒します。
■いつも消毒・洗浄した内視鏡で検査を行います。

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